これは幻覚?スパイダーマンがフェイズ3完結編と思ったけど違和感が


出典 https://front-row.jp/_ct/172431

今日の映画感想はスパイダーマンファーフロムホームです。

アベンジャーズロスも冷めやらぬままに公開されたスパイダーマンの新作には多いに期待をして鑑賞しました。しかし・・

個人的評価:☆☆☆ 

一言感想:フェーズ3最終章として重く見ると、ちょっと期待はずれ、でもそれがいい感じ

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あらすじ

アベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に加わったスパイダーマン。前作『スパイダーマン:ホームカミング』では、スパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカーがヒーローの師匠ともいうべきアイアンマンに導かれ、真のヒーローへと成長する過程が描かれたが、本作では、“ホーム”であるニューヨークを離れ、ヨーロッパへ。ピーターは親友のネッドやMJたちと2週間の夏休み旅行へ出かける。そこでピーターの前に突如現れるのは、S.H.I.E.L.D.(シールド)の長官ニック・フューリー。「出番だぞ。私と共に戦う覚悟はあるか?」とピーターに告げるが…。

出典 https://coco.to/movie/87395

ネタばれなし感想


出典 https://front-row.jp/_ct/17243423

子供から大人への成長物語といったテーマが今作も自然と描かれていて、ピーターの存在に感情移入しやすかったです。

しかし、アベンジャーズがいなくなった今、スパイダーマンに、いや、スパイダーマンだけではなく他のアベンジャーズに関わったヒーロー達に求められることってなんでしょうか。

今回の作品では、ヒーローとしての責任とか隣人といわれる世間らの期待やら、師匠トニーやリックらの想いやらなんやらと多大な重圧をかかえながら、ピーターはあのエンドゲーム後、いつもの学園生活を送っているんです。

意中のMJに話しかける段取りを友達に協力してもらったり、恋のライバルに嫉妬して、トニーから貰ったサングラス(AI装置)を使ってその恋のライバルを蹴落とそうとしたり、

普通の子たちと変わらない悩みもたくさんあるのですよ。

なんか、自分もそんな経験あるから・・。急に大人扱いされるような戸惑いって。

これって誰もが経験するだろうし、それと学生ならではの普通の悩みと葛藤するピーターパーカーには共感しました。ヒーローになることも必要ではあるけど、現状の生活を体験しないと心の成長が成しえない苦悩。自分と重ねてしまい、最終的には自分もヒーローになった気分になってしまうほど共感してしまう。

実際、とても面白かった。でも謎めいたことが今回は多くて、すっきりしない部分満載ではありました。テンポもよく楽しめるのですが、何故か。

途中から何処まで信用して良いのか分からなくて、騙されまくりって、実に怖いです。

このホランド版スパイダーマンは、MCUの中でもアットホームさ満載であり、高校生の青春映画でもあり、そしてなりよりも主人公 ピーターの成長物語でもあり、恋愛ものでもありと。

久々に明るいマーベル作品を見たような感じで良かったんですね、実際。

ヒーローとしての成長物語。そこにエンドゲームの結末を望む。その期待感をスパイダーマンに求めすぎたことも一番の原因なのですね。

それに、予告でも分かるように、ニックフューリーとマリアヒルの登場により、新たな戦いへの序章が開くという位置づけでもあったわけで、もっとスパイ的なシリアスさも期待したのですが、何故か今回はそれもコミカルさが先行していたというか・・・なんというか、個人的にははっきりしない幕切れで消化不良ではありました。

なので個人的には、多少インパクトのないものに終わってしまったように感じました。

あまりにもエンドゲームの続きという期待感が強すぎたのでしょうか。

実際、このスパイダーマンは、あくまでもスケールが庶民レベルに近いスパイダーマンなんですね。前作同様に。そんな立ち位置なんですね。

リックが出ようがなんであれ、スパイダーマンのキャラクター設定自体がコミカルスターなんでしょうか。現にヴィランも何故かミステリオだのエレメンタルズだのとB級ものしかでてないし・・。

これからのフェイズ4の新たなヒーローとして成長するドラマとして十分なほどでした。

フェーズ3最終章というよりは、これからの方向性というものが多少は示されたのではないかと思います。新たな序章への幕開けとして。

あれよあれよという間にエンドロールまで突き進み、そのエンドロールすら え?どうして?という結末でありました。不思議な感じではありました。

※では以下からはネタバレ感想です! ご注意ください。

ネタバレ感想

まず、オープニングから

MCU映像のBGMがホイットニー・ヒューストンの「I’ll always love you」

この曲すごくいい。

そして、アベンジャーズのメンバーがMARVELの文字とともに映ります。

ここで早くも涙と感動。おぉ、続いてる、まだ続いてると・・。

エンドゲームが終わったあとなのに、またアベンジャーズを劇場で観れるということに感動しました。が、そのエンドゲームの出来事を、何故か本編では軽く処理している感じがして、ちょっと拍子抜けしました。

なので、そんな余韻に浸る感動はここまでで、その先はもうそんなことは関係なくなるほどの新展開の連続でした。

予告編を見た人が抱くであろう感想

『あ、この人裏切りそう』そんなキャラが今回話題となりました。

予告編で何かと話題のミステリオです。


出典 https://chicosia.com/mysterio-power/

この人は裏切ります。ベックという一人間です。ただの人間です。

ロキのような、いや、スケールは断然小さいですが、嫉妬の塊の迷惑なペテン師です。

それもトニーに匹敵する科学者でもあります。

彼はトニースタークが軍事企業社長で兵器売りさばいてた頃のスタークインダストリーで働いていた一社員で、トニースタークに能力を軽く見られ、そして手柄も横取りされ、そんな仕打ちに恨み辛みをもっていた幹部クラスの社員だったのですからまったく拍子抜けです。

予告編でのマルチバーズの期待感は見事に裏切られた

『ドクターストレンジ』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界の分岐が示されたことでマルチバーズという世界が注目されました。

先行X-MANでは次元が捻じ曲げられパラレルワールドの世界での展開をスタートさせてますが、そんな矢先にやはりMCUもやってくれちゃうのかと思ってました。

そしたら出ましたね、

今作の予告編で「あの戦いで扉が開いた」「別の次元から来た」

と紹介されるベック(ミステリオ)。

なのでやっぱり「マルチバース(多元宇宙)の世界につなげちゃうんだな」と普通に思っていたら、事態はそうやすやすと変化しないようで、今回はただの茶番で終わります。

ミステリオ扮するベックという一般映像プロヂューサーは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の冒頭BARFというバーチャル・リアリティの技術で空間に映像を投影する技術を開発した技術者でホログラフィを扱っていました。

エレメンタルズという怪物から何から全てトニーにいいように扱われた元社員連中によるフェイクだったのは・・本当にやられましたね。

トニーの社員を社員と思わないその仕打ちに恨みを持った社員ベックと当時一緒にトニーインダストリーで働き苦楽を共にした仲間と一緒に幻影のヒーローミステリオとなって自己満足を成し遂げようとします。

でも無能と言っても、トニーのもとを離れれば大変有能なのですが、だから一度敵に回ればヴィランになりうる存在になってしまうんですよね。

エレメンタルズもミステリオもすべて架空の幻影にすぎない

今回の戦闘シーン。それは現実ではありません。ミステリオ達リストラ組が盗んだ数千個数万個らいの(トニーインダストリーが開発した)ドローンの投影技術によって作り出された幻影。

幻想映像技術、怖いです。

とは言え、この3D技術による幻想がこの作品のアトラクション感を高めていて、USJのアトラクションかと?思わんばかりの映像魔術。

この仕掛けが最初から分かってたら4DX3Dで観るんだったと軽く後悔しました。

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MJ役はなかなか難しいのかな


出典 https://k64.tokyo/spiderman_ffh/

ピーター・パーカー役のトム・ホランドは歴代のピーターを担当した俳優の中でもピカイチな位にハマってるかと思いますが、MJ役のゼンデイヤにちょっと違和感。

かと言って、これまでのスパイダーマン、アメージングスパイダーマン、のMJ役は全体的に役不足なような気がしてなりませんでした。キルステン・ダンストはなぜか違和感あったし、グウェン・ステイシー役にしてもあまり・・なかなかMJ役は難しい。

ピーターの葛藤が今回のテーマ

ピーターはこの戦いで確実に一歩ずつではありますが成長しました。

戦闘機の中で、スパイダースーツをピーターが新たに作るのですが、設計しているピーターの姿をハッピーが嬉しそうに見てる場面はほんとジーンときました。トニーの後継者としての姿がそこにはありました。

劇中でもアイアンマンの偉大さは随所に描かれているからこそ、ピーターの成長が感動を呼ぶのであり、多分、この辺りは今後MCUを製作していく上で呪縛の様にのし掛かってくると思いました。

だからスパイダーマンに多いに期待しても良いのではないでしょうか。

最後にスパイダーマンの正体をばらしてしまって、その後の展開が大丈夫なのか不安になりますよね。その辺もうまく乗せられてしまってるのかな?スパイダーマンは原作ではあまりにも酷い不幸体質で、正体を公に公表した結果悲惨な結果が起こるという話もあるのでその辺が不安になりますよね。でもまあ今のMCUの路線的に、そういう「悲劇・鬱モノ」にはならないと思いますが。

エンドクレジットからなんか拍子抜け

最後にスパイダーマンの正体をばらしてしまうって、なんで最後の最後に。そこはハッピーエンドでもいいんじゃないの?と思ってしまいました。

その後の展開が大丈夫なのか不安になりますよね。

スパイダーマンって原作では正体を公に公表した結果、悲惨な結果が起こる。というストーリーが多いので不安です。

でもまあそれも今のMCUであれば問題ないでしょう。これもあくまでもフエィクだと思います。今回の流れ的には。

「これから、大丈夫?」と思わせるアベンジャーズ本部の頼りなさ。ホログラムとドローンとニセ演出にまんまと騙されるとは。。仮にも、一度宇宙を救った人たちなのになぁ。。

完全にラストは何だったのかわからなくなった

しかし個人的には、あのエンドクレジット後の終わり方はなぁ。。長い間見てきたあの物語はなんだったの?と。驚かされたというより、裏切られた印象が強い・・。

「これから、大丈夫?」と思わせるアベンジャーズ本部の頼りなさ。

こんなにのほほーんとしてたっけ。

ホログラムとドローンとニセ演出にまんまと騙されることになろうとは見てる側としては正直裏切られたのですが、それも常に進化するMCUのお約束なのでしょうか。

ニックフューリーは、スクラル星人と共にバカンスを楽しんでいて、キャプテンマーベルで仲間となったタロスがニックフューリーに化けて全て嘘の演出をしてピーターに接していました。ニックフューリーはタロスが化けていただけ。というなんとも言えない拍子抜けしたオチとなっております。 これって一体何の目的なのでしょうか。

そもそもアベンジャーズの世界において、スパイダーマンは場違いなほど弱い部類ですし、キャプテンのようなリーダーシップもありません。

次作にて、この頼りない存在が果たしてどうなるにかによって、この作品の価値も変わってくるのではないかと思います。

作風的にはデッドプールと共演しても違和感なく馴染めそうですし、掛け合いなんか見ものですね。色々な展開が期待できそうです。今後に大いに期待します。

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