デッドプールは低予算でもR指定でもお下劣でも最強スピンオフヒーローである!

デッドプール予告編

こんなマーベルヒーローは初めてですね。

アメリカでR指定になったこの映画、始まりから終わりまで、下ネタ&ブラックジョークのオンパレードでかなりぶっとんだヒーロー映画です。

マーベル・ヒーローアクション映画の中では前代未聞でありましたが、口の悪い、下品なヒーローという設定が斬新で笑えます。

とにかく驚きの連発で一瞬でこのアンチヒーローの虜になってしまいました。

本作『デッドプール』は、以前、ライアン・レイノルズが「ウルヴァリンX-MENZERO」で演じたキャラクター、ウエイド(デッドプール)を主役にした企画であります。

彼がライアンレイノルズ


出典 ja.marvel.wikia.com/wiki/デッドプール/ウェイド・ウィルソン(アース10005)

そしてウルヴァリンX-MANZEROの中のウエイド(デッドプール)の姿はこれ


出典 http://nanntyattegamer.blog56.fc2.com/blog-entry-327.html

あまりにもグロすぎるんですよね・・。

だってもともとおしゃべりなウエイドの特技を口を縫われてなかったことにさせるなんて・・・レイノルズの不満もわかるってもんです。

この出演でのウエイドの姿形がそして登場の仕方も含めてあまり評判がよろしくなかったことで発奮したレイノルズ。

自身が主演、製作に名を連ねて、脚本の修正にも携わるという力作となって、ヒーロー復帰戦への情熱を感じさせた映画となりマーベル映画の中でも唯一無二のものとなりました。

内容が単純、無意味な戦い、悪役が怖くないなどツッコミどころは色々あるのですが、ユーモアがあって、アクションもすごくて、スーパーヒーローがたくさんいるマーベルコミックの中では超異端児なのです。

ところで、この『デットプール』という名前は死を賭ける遊びという意味。

命をかける戦いに、ボコボコになりながらも陽気に激しく戦う姿に普通なら違和感を感じるはずなのにこのデッドプールはなぜか笑ってしまう・・。

自分たちに代わって毒を吐いてくれる等身大のヒーロー。顔は醜く、天然ボケで、頭はそれほどよくないけど、どこか憎めない奴。そんなキャラを主役にして映画で成功させるってある意味ライアンレイノルズは単なるイケメン俳優ではありませんでした。すごい俳優さんです。

世界中でデップー旋風を巻き起こしたこのデッドプールとは一体何者なのか、キャスト紹介やあらすじや感想を紹介していきます。

ではここからはネタバレが入ります。ご注意ください。

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キャスト紹介

デッドプール/ウェイド・ウイルソン


出典 www.worldscreen.com.tw/goods.php?goods_id=8266

元は腕利き兵士。特殊部隊にいて、引退後はフリーの兵士として日銭を稼いでいました。

恋人は売春婦のヴァネッサ。

しかし、彼女との幸せな時間を過ごすウェイドに突然の不幸が襲ってきます。全身にガンが転移し余命わずかとなってしまったのです。

恋人の為、延命を望み人体実験施設に侵入し不死身な肉体と驚異的な治癒能力を手に入れて自前のコスチュームでデッドプールとなりました。

おしゃべりでジョークがすきなお調子者。自分を俺ちゃんと呼びます。

ヴァネッサ/モリーナ・バッカリン


出典 https://gigazine.net/news/20180208-deadpool-meet-cable-trailer/

デッドプールの恋人です。

娼婦だったのですが、ウェイドと知り合い意気投合し、またデッドプールに変身した彼に助けられてからラブラブ状態に・・。

ウィーゼル


出典 https://twitter.com/captain_x_ray/status/774874056965300225

デッドプールにはウィーゼルという名の相棒がいます。

いつもはバーを運営しています。

元々は武器商人で、デッドプールに人生を破滅させられた過去があるのですが、2人は友情関係を結ぶことになります・・。

ウィーゼルはデッドプールに銃器や弾薬を提供する最高のパートナーです。

フランシス・フリーマン/エイジャックス


出典 https://dayslikemosaic.hateblo.jp/entry/2016/11/03/050000

ウェポンXプログラムを仕切ってる組織のリーダーであり、超人的な反射神経と無痛無感覚の身体を持つミュータントです。

難病の治療と偽って、リクルーターの男を通じて各地の難病患者を集めて人体実験を施しています。それで難病を治し救うだけならいいのですが、本来の実験の狙いは、人工的なミュータントの製造なんですね。

超人奴隷としてオークションで売り飛ばしていて、ウエィドはその計画に弱みに付け込まれまんまと人体実験の餌食になってしまうのです。

エンジェル・ダスト


出典 https://twitter.com/amecomilife/status/682366875393654784

フランシスの側近を務める女性ミュータント。

常人を遥かに超える怪力を持ち、コロッサスと互角に戦えます。コロッサスを軽く吹き飛ばしてました・・。しかしあの巨体をですよ。

常に口にマッチを加えている為に、ウェイドからは「シルヴェスター・スタローンの真似なのか?」と言われてましたね。

コロッサス


出典 https://supi.owned.media/4865.html

ミュータントのヒーローチーム「X-MEN」のメンバーであるミュータント。

あの「X-MEN」からの登場です。

鋼鉄の身体と驚異的な怪力を持つデッドプールの良き師匠であり良心。

ミュータントの学校である「恵まれし子らの学園」では、教師を務めています。

正義感が強く正真面目な性格をしているのですが、何故かデッドプールをほっとけないらしいのです。デッドプールからは「優等生キャラ」「学級委員長タイプ」と比喩されており、嫌悪されているのですが、彼を更生させようとX-MENへの勧誘を続けています。

デッドプール自身は彼を非常に鬱陶しがっており、常に勧誘を拒否しているのですが・・。

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド


出典 https://www.eiganohimitsu.com/1858.html

ミュータントのヒーローチーム「X-MEN」の訓練生で、コロッサスとバディを組んでいる坊主頭のミュータントの少女。このキャラクターは可愛くて好きです。

表情の硬い不愛想な性格なようですが、そこまで硬い性格ではなく、どこか素直でチャーミングな面も見せておりデッドプールの中の一服の清涼剤的な存在ではありますね。

後に「恵まれし子らの学園」を尋ねたデッドプールから、ヴァネッサの救出を頼まれます。身体から原子力のエネルギーを放出させ、攻撃に利用する能力を有する火の玉ガール。

ドーピンダー


出典 https://screenonline.jp/_ct/17171962

名前がなんとも飛んでます。変にポジティブなインド人。

彼は、インド系のタクシーの運転手の男性。

婚約者だった女性を自身のいとこに奪われるのですが、デッドプールことウェイドに出会った事で彼に影響されてしまい、復讐に意欲をみせるようになるのです。

ラインド・アル


出典 https://twitter.com/2619genki/status/738721993265008640

盲目の老婆。コカインを常用者。

デッドプールとなったウェイドと同居しています。ワイルドでいつもデッドプールには人生を教えているご意見番でもあるのです。

あらすじ

イケメン傭兵ウエイドに悲劇が・・

かつては腕利きの特殊部隊に所属し世界中で活躍していたウェイド・ウィルソン。

今はニューヨークでストーカーの男から女性を守る仕事をしながら自由奔放に生活し、友達のウィーゼルが経営しているバーで高級娼婦のヴァネッサと出会い交際し始めていた。

左がウェイドで右がヴァネッサ


出典 https://move-star.com/movie/deadpool/

しかし、幸せな時間をすごすウェイドに突然の悲劇が襲う。

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末期がんと診断され余命わずかなことが判明したのだ。

ウエイドは失意のどん底に突き落とされる・・。

失意のウエイドに近づく悪魔の声・・

そんな彼の元にある組織のリクルーターだという男が訪ねてくる。

そのリクルーターがいうには、ウエイドのガンを治すのは勿論の事、スーパーヒーローの様な力も手に入ることができる施設がありそこで不死身の肉体を手に入れないかというのだ。

失意のウェイドは、乗り気でなかったが、愛するヴァネッサの為にそれを受ける事にした。

そしてその怪しげなリクルーターの男の誘いに乗ってしまい、治療と引き換えに極秘の人体実験の被験者となることを決めるのであった・・。

人体実験施設では・・

ウエイドはその施設に行く・・。

しかしその施設では恐ろしく過酷な人体実験をさせられていた。

そこでウエイドはフランシスに会う。

彼も前はここで患者として反射神経を高める実験と痛みを感じなくする実験を受けていた・・というのだが、そんな彼を小馬鹿にするウェイドに腹を立てたフランシスはウェイドに

ここは奴隷を作る施設だ!!

と言ってベットに縛り付けてミュータント細胞移植をし謎の薬品を投与する。


出典 http://gock221b.hatenablog.com/entry/2016/06/06/210308

この実験は実は癌の治療のためではなく、彼を超人奴隷としてオークションで売り飛ばすことがほんとうの目的だったのである。

変異を誘発する目的のため、ウェイドは実験と称した肉体的拷問を受け続ける。

密閉した容器内に閉じ込められ酸素を奪われる実験中、


出典 https://twitter.com/deadpoolmoviejp/status/984258350895411200

ウェイドの細胞は変異し超人的な治癒力を開花させるのだが、暴走した癌細胞の影響で全身が火傷を負ったような姿に変貌してしまう。

ウェイドはミュータントのエンジェルダストからマッチを奪い酸素のタンクを爆発させ施設から脱出した。


出典 https://ameblo.jp/elcondor/entry-12232249443.html

脱出したウエイドは・・

ヴァネッサに会いに行こうとするウェイドだったが、

その醜い外見に通行人たちが気持ち悪がっているのを見た彼は会うのをとどまってしまう。

こんな顔です


出典 http://do-ra.org/2015/08/07/12388/

そこでウェイドはフランシスを見つけ出してこの醜い外見を直させようと思い立つ。彼はマスクをかぶりデッドプールとしてフランシスを探し始めるのである。

そして醜い自分の姿を受け入れられないウェイドは盲目で老婆のアルの家に居候する。

見よ、この仲睦まじい姿を・・


出典 https://www.frc-watashi.info/deadpool2-blind-al

親友のウィーゼルの助言を受け、ウェイドはマスクを付けた復讐人デッドプールとなる。

デッドプールの復讐が始まる・・

フランシスはいう。

その醜い外見を治せるのは自分しかいないと・・。

脱出に成功したウエイドはその望みを胸に、リクルーターの男からフランシスの居場所を聞きだしたウェイドは、高速道路でフランシス率いる集団を襲撃。


出典 https://cgworld.jp/interview/1606-deadpool.html

護衛の傭兵達を倒すとフランシスを追い詰める・・

しかしそこに、テレビ放送で騒動を見て駆けつけた、「X-MEN」のコロッサスと訓練生のネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが現れ、彼らと問答している間にフランシスに逃亡されてしまう。

ウェイドもコロッサスに手錠をかけられ、プロフェッサーXの元へと連行されそうになるが、ナイフで自身の手首を切り落とす(なんと彼には組織再生能力があるので手首がまた生えてくるのだ)ことで逃げだし、アルの家へと帰宅した。

デッドプールの正体を知ったフランシスは、人質としてヴァネッサを誘拐する。

コロッサス達と共闘しヴァネッサを救出に・・そして・・

これを知って怒り心頭のウェイドは、「恵まれし子らの学園」のコロッサスネガソニックの協力を得てフランシスのアジトである大航空母艦がある廃棄場を襲撃、フランシスの傭兵を相手に戦いを始める。


出典 https://jazzyoba.exblog.jp/d2017-04-20/

激闘の末、ウェイドはフランシスを追い詰め元の姿に戻すよう迫るものの、フランシスからは「元通りにする方法などない」と言い放たれて拒否されてしまった。

報復を思いとどまらせようと説得するコロッサスだったが、ウェイドはそれを尻目にフランシスを射殺する。

戦いの後にウェイドとヴァネッサは対面し、ウェイドは自身の素顔を見せるが

まぁ、素直には素顔になれなくてこんな子芝居を・・


出典 https://kagehinata-movie.com/deadpool/

ヴァネッサはウェイドを受け入れて二人が結ばれ映画は幕を閉じる。

デッドプールを見た感想


出典 https://theriver.jp/dp2-brazil-trailer/

最初は誰でも思いますよね、こんなことして邪道ではないかって・・。

なんていうか・・マーベル映画の中では初めてのストーリー展開とキャラクターです。でも、下品で過激で、どこかシュールでいて・・、とにかくすべてが面白すぎる。

初めからヒーローものという概念を破壊したかったのですね。

デットプールは第4の壁を越える事ができるというのはある意味、勇気も必要ですし、ストーリー展開も考えるとなかなか取り入れないテクニックのような気がします。

第4の壁とは、演者とお客の壁です。この壁をあっさりこの映画では取り壊しているんですね。なんとも凄いことですよ。

自分が映画の中のキャラクターという自覚を持ちながらカメラ目線で視聴者に話しかけたり、またデットプールの合図と共にBGMがかかったりとか・・

今までのヒーロー映画にはなかった斬新なアイデアを盛り込んだ作りとなっていて、それがこの映画を素晴らしくしていると思います。

またなんといってもそんなおふざけ映画だけなのかと思いきや、素早いテンポとクールな音楽で飽きさせずに見せていて、気づいたらあっという間にエンディングなの?って感じ。

こんな映画はかつて一度も見たことがないはずで、もっとこんなのがあってもいいですよね。

ちょっぴりアイアイマンのトニースタークのお下劣版のような感じを受けるのは気のせいでしょうか・・。いや、そんなレベルではないのでしょうか・・。

最後に・・デッドプールヒットの理由


出典 https://kazunoko.xyz/deadpool-movie/

しかし本作のように、子供の観客を切り捨てたヒーロー映画が、何故ここまで圧倒的な支持を集めたのでしょうか・・。

実は本作のこのデッドプールは、以前にライアン・レイノルズが「X-MEN」シリーズで演じたキャラクター、デッドプールを主役にした企画なんですね。

X-MENの人気ヒーロー、ウルヴァリンの戦いを描くウルヴァリン: X-MEN ZEROに登場したレイノルズはきっとこんなに不評を買うとは本人としては思っていなかったのでしょうね。

かけ離れた性格や能力で表現されてしまって、あまり感情移入できないほど完璧な超人になりすぎて、あくまでヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンを引き立てる役でしかなかったのです。

なので今回は、X-MENとの世界とリンクさせながらも、過去のデッドプールを完全に

無かったこと!!

として作り直して、R指定作品として過激表現を満載にして観客と一体となった、今までにない思い切った方向に転換し成功してしまったということ。

レイノルズ自身が主演、製作に名を連ね、脚本の修正にも携わるという力の入れようで、ヒーローものへの復帰戦への情熱を大いに感じさせます。

この復活劇は、同じように『アイアンマン』で再ブレイクしたロバート・ダウニー・Jrを彷彿とさせます。

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